〔書評〕歴史書の棚 藤原定家の編集とは異なる百人一首=今谷明
エコノミスト 第94巻 第11号 通巻4440号 2016.3.15
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第11号 通巻4440号(2016.3.15) |
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ページ数 | 1ページ (全950字) |
形式 | PDFファイル形式 (234kb) |
雑誌掲載位置 | 58頁目 |
かるた取りの時季ではないが、今回は私たちになじみの深い「百人一首」の本を取り上げたい。百人一首は室町時代ごろ一般に知られるようになり、桃山時代に西欧よりカルタ(トランプ)が導入されたことから、江戸時代にはかるた取りとして庶民にも普及した。百人の歌人について『百人一首一夕話』(岩波文庫)なる故実書も版本として刊行された。 百人一首の成立については、鎌倉初期の歌人である藤原定家が、息子・為家の岳父で…
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