〔書評〕歴史書の棚 「江戸の刑罰は苛酷」の誤解を解く二つの良書=今谷明
エコノミスト 第94巻 第3号 通巻4432号 2016.1.19
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第3号 通巻4432号(2016.1.19) |
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ページ数 | 1ページ (全939字) |
形式 | PDFファイル形式 (259kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
期せずして江戸時代の刑事罰に材を採った啓蒙書が2冊ほぼ同時に刊行された。元来この分野は、法制史家として名高い故平松義郎氏の『近世刑事訴訟法の研究』(創文社、1960年刊)が戦後早くに出ており、さらに同書をより要点化した『江戸の罪と罰』(平凡社選書、88年刊)もあって、今回の両書ともその平松著を踏まえているが、おのずから新地平を開いていて興味深い。 氏家幹人著『江戸時代の罪と罰』(草思社、1944…
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