〔名門高校の校風と人脈〕／１７５　太田高校（群馬県立・太田市）＝猪熊建夫
エコノミスト　第９４巻　第３号　通巻４４３２号　2016.1.19

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第３号　通巻４４３２号（2016.1.19）
ページ数	2ページ　（全2977字）
形式	PDFファイル形式　（583kb）
雑誌掲載位置	４４〜４５頁目

　◇企業城下町が育てた名経営者　気骨の大屋晋三、石原信雄　関東平野北部にあり、群馬県随一の工業都市である太田市。富士重工業の企業城下町として知られる。　この街に、群馬県尋常中学校新田分校が生まれたのは１８９７（明治30）年のことだった。ほどなく太田中学として独立し、戦後の学制改革で太田高校となった。以前は男女共学の定時制があったが、廃止されている。全日制は、旧制時代から現在に至るまで男子のみだ。　…