〔書評〕『金融危機とバーゼル規制の経済学 リスク管理から見る金融システム』 評者・池尾和人
エコノミスト 第93巻 第48号 通巻4425号 2015.12.1
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第48号 通巻4425号(2015.12.1) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1209字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (416kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56〜57頁目 |
◇宮内惇至著(お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所客員教授) 勁草書房 5184円 ◇危機の原因を冷静に分析 改革の正しい方向探る 先般の金融危機が起こってから、約7年が経過した。時の経過は、客観的で冷静な議論を可能にする。危機の直後は、そうではなかった。 ある種の興奮状態の中で、正確な事実認識を欠いたような議論が広く流通していた。同様に、危機の直後に打ち出された金融規制の改革案にも、…
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〔言言語語〕〜11/15
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