〔特集〕緩和中毒 日銀 異次元緩和に出口は見えない 実物経済と資産市場のバランス崩壊=斎藤満
エコノミスト 第93巻 第45号 通巻4422号 2015.11.10
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第45号 通巻4422号(2015.11.10) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3095字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (385kb) |
| 雑誌掲載位置 | 24〜25頁目 |
金融政策には効果の非対称性がある。実物経済への影響という点では、引き締めは有効だが、一方で緩和の効果は条件付きだ。 つまり、経済に十分な推進力が備わっていなければ、金利を下げても、国債を大量に買い入れても、緩和効果は浸透しない。金融政策の基本はブレーキ・コントロール。経済に成長の推進力があるときに摩擦をゼロにすることが最大の緩和だ。しかし、推進力がなければ、ブレーキを外しても走らない。 バブルが…
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