〔日本人のための第一次世界大戦史〕/18 日露戦争と鉄道=板谷敏彦
エコノミスト 第93巻 第43号 通巻4420号 2015.10.27
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第43号 通巻4420号(2015.10.27) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3039字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (597kb) |
| 雑誌掲載位置 | 70〜71頁目 |
日露戦争は産業革命の成果である鉄道と戦艦を駆使した象徴的な戦いだった。軍事技術的に、また地政学的にも10年後に始まる第一次世界大戦の前哨戦的な要素があったことから、最近では「第0次世界大戦」と呼ばれることもある。 大量動員と膨大な補給、砲撃戦、史上最大規模の奉天の会戦の示現は鉄道の存在抜きには語れない。日露戦争の陸戦は後の南満州鉄道に沿って南の大連から北の遼陽、奉天と展開されていった。 ◇第0次…
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