〔日本人のための第一次世界大戦史〕/13 兵器産業の国際化=板谷敏彦
エコノミスト 第93巻 第37号 通巻4414号 2015.9.22
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第37号 通巻4414号(2015.9.22) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3141字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (484kb) |
| 雑誌掲載位置 | 78〜79頁目 |
徴兵制によって大量の兵士が集められ、鉄道によって移動と補給が可能な軍隊の規模が劇的に大きくなった。すると兵士が装備すべき小銃などの生産も、手工業から大量生産が可能な産業化への脱皮が必要となった。 巨額の資本投下を必要とする兵器産業は、自国の軍隊の発注だけでは不十分だった。折からの自由貿易とグローバリゼーションに、業者たちは積極的に国際市場に販路を求めた。その結果、企業間の激しい国際競争から兵器の…
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