〔書評〕歴史書の棚 火葬が変えた日本人の霊鎮=今谷明
エコノミスト 第93巻 第37号 通巻4414号 2015.9.22
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第37号 通巻4414号(2015.9.22) |
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ページ数 | 1ページ (全980字) |
形式 | PDFファイル形式 (253kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
中世から近世にかけて、日本における葬法の最も大きな特色は、民間に荼毘(だび)(火葬)の習俗が普及し一般化したことであろう。一方、大陸では火葬が普及せず、儒教の朱子学などでも葬法の基本は土葬であった。 しかし、この時期の日本の上層部には儒教が浸透しつつあって、『朱子家礼』など儒学を厳格に実践しようとすれば、そこに大きな矛盾と軋轢(あつれき)が生ずることになる。江戸初期、土佐藩の執政となった野中兼山…
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