〔ザ・マーケット〕穀物 安値圏で推移＝村井美恵
エコノミスト 第９３巻 第３４号 通巻４４１１号 2015.9.1
| 掲載誌 | エコノミスト 第９３巻 第３４号 通巻４４１１号（2015.9.1） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全386字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （327kb） |
| 雑誌掲載位置 | ８８頁目 |
米国産地の天候不安などを材料に６月以降上昇に転じていた穀物価格は、７月中旬に再び下落した。トウモロコシは米国産地の天候改善から作柄悪化懸念が後退した。大豆は米国の作柄改善報告により豊作期待が高まったほか、輸出で米国と競合するブラジルの通貨安もシカゴ商品取引所における大豆価格の抑制要因となった。小麦は米国の順調な収穫進捗(しんちょく)を背景に収穫時の価格下落圧力が高まった。 ８月の米国農務省需給報…
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