〔書評〕歴史書の棚 社会学者が解き明かす「復員した父」の戦後=井上寿一
エコノミスト 第93巻 第30号 通巻4407号 2015.7.28
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第30号 通巻4407号(2015.7.28) |
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ページ数 | 1ページ (全935字) |
形式 | PDFファイル形式 (245kb) |
雑誌掲載位置 | 58頁目 |
小熊英二『生きて帰ってきた男』(岩波新書、1015円)は著者の父のオーラルヒストリーである。 著者は浩瀚(こうかん)な著作によって近現代日本の自画像を描き続ける歴史社会学者としてよく知られている。例えば『〈民主〉と〈愛国〉』(新曜社、6804円)もそうである。同書は民主主義とナショナリズムの危ういバランスのなかに成立した戦後日本の姿を活写している。この著作のあとがきは本書の予告編かもしれない。あ…
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