〔サイエンス最前線〕/50 LSST 「広く、速く、深く」で拓く新たな天文学=須藤靖
エコノミスト 第93巻 第28号 通巻4405号 2015.7.14
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第28号 通巻4405号(2015.7.14) |
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ページ数 | 2ページ (全2971字) |
形式 | PDFファイル形式 (316kb) |
雑誌掲載位置 | 76〜77頁目 |
太陽のような例外を除くと、そもそも天体は暗い。したがって、その微(かす)かな光を精度よく検出するためには、一つの天体を長時間露光し続ける必要がある。望遠鏡の口径を大きくするのは天体からの光をなるべく多く集めたいからであり、写真乾板から半導体検出器へというアナログからデジタルへの転換は、望遠鏡で集められた光を逃すことなく高い効率で検出するためにほかならない。 ◇「広く」か「深く」か 望遠鏡と検出器…
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