〔書評〕歴史書の棚 過去と現在を結び付ける戦没者の遺骨=井上寿一
エコノミスト 第93巻 第26号 通巻4403号 2015.6.30
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第26号 通巻4403号(2015.6.30) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全918字) |
形式 | PDFファイル形式 (235kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
栗原俊雄『遺骨』(岩波新書、799円)は戦没者の遺骨の行方を追うルポルタージュである。 第二次世界大戦における日本の戦没者約310万人の遺骨は戦後どうなったのか。探索は東京から始まる。15ページに仮埋葬地と埋葬体数のリストが掲載されている。そのなかには評者が子供の頃に遊んでいた公園の名もある。千鳥ヶ淵の戦没者墓苑から霞が関の厚生労働省内の「霊安室」に至るまで、遺骨は収容されているだけでなく、今も…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全918字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。