〔アートな時間〕舞台　新薄雪物語　六月大歌舞伎　華やかな舞台の裏で進む悲劇　見せ場は「三人笑い」＝小玉祥子
エコノミスト　第９３巻　第２３号　通巻４４００号　2015.6.9

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９３巻　第２３号　通巻４４００号（2015.6.9）
ページ数	2ページ　（全1265字）
形式	PDFファイル形式　（976kb）
雑誌掲載位置	１０４〜１０５頁目

　◇新薄雪物語(しんうすゆきものがたり)　六月大歌舞伎　６月の東京・歌舞伎座では、親子、男女の愛を主題とした歌舞伎狂言の傑作「新薄雪物語」が尾上菊五郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、松本幸四郎らの豪華な配役で、昼夜に分けて通し上演される。　寛保元（１７４１）年に人形浄瑠璃として大坂・竹本座で初演されて評判を取り、同年には歌舞伎化された。華やかな舞台の裏で悲劇が進む。歌舞伎の醍醐味(だいごみ)を堪能で…