〔アートな時間〕映画 傷だらけのふたり 貧しくとも心温かき人々 幸福許されぬ哀しき不条理=寺脇研
エコノミスト 第93巻 第16号 通巻4393号 2015.4.14
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第16号 通巻4393号(2015.4.14) |
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ページ数 | 2ページ (全1197字) |
形式 | PDFファイル形式 (1323kb) |
雑誌掲載位置 | 100〜101頁目 |
格差社会だ貧困だと、過度に言い立てるのには抵抗感がある。昔の日本映画の名作を観れば、そこに描かれる格差や貧困は現在とは比較にならないほど凄(すさ)まじい。「純愛物語」(1957年、今井正)、「愛と希望の街」(59年、大島渚)、「キューポラのある街」(62年、浦山桐郎)…… こんな貧しさから、われわれの社会は着実に脱却してきた。 ただ、生活水準が上がった現在でも経済的に下層の人々がいるのは確かであ…
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