〔グローバルマネー〕ＦＲＢ声明文「トーンダウン」の本音
エコノミスト　第９３巻　第１５号　通巻４３９２号　2015.4.7

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掲載誌	エコノミスト　第９３巻　第１５号　通巻４３９２号（2015.4.7）
ページ数	1ページ　（全1153字）
形式	PDFファイル形式　（213kb）
雑誌掲載位置	３３頁目

　３月18日発表の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の声明文では、今後２回の会合では利上げをしないという意味合いの「忍耐強く」の文言を外し、６月の利上げへの道が開いた。その一方、６月の利上げ開始が既成事実ではない、ともクギを刺した。予想通りの結果だが、当日の市場は米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が見通しをトーンダウンしたととらえ、米10年国債の利回りが２％を割り込んだほか、一時１ドル＝１１９円台へとド…