〔グローバルマネー〕外部要因に翻弄される経済政策
エコノミスト 第93巻 第7号 通巻4384号 2015.2.17
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第7号 通巻4384号(2015.2.17) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1119字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (259kb) |
| 雑誌掲載位置 | 17頁目 |
開かれた経済では、国内の経済政策の効果が国際的な外部要因によって低減してしまうことは珍しくない。例えば、景気刺激策によって高まった需要が輸入に向かって国内景気がそれほど伸びないとか、増税しても法人や高額所得者が海外に所得を移してしまって増収が予想を下回るといったことだ。 昨今の国際的な要因で最も重要なものは、石油価格の急落だ。日本のようなエネルギーの純輸入国では、エネルギー価格の減少は家計の実質…
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