〔グラフは語る〕/6 江戸時代にもあった人口問題=市岡繁男
エコノミスト 第93巻 第2号 通巻4379号 2015.1.13
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第2号 通巻4379号(2015.1.13) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全543字) |
形式 | PDFファイル形式 (326kb) |
雑誌掲載位置 | 94頁目 |
『日本史再発見』(板倉聖宣著)は今日の人口問題を考えるうえで示唆に富む。江戸時代、相馬藩(現・福島県相馬市)の人口や年貢収納量は1720年ごろがピークで、その後60年で4割以上も減少した。徳川吉宗が1720年に最初に出した「新規製造物禁止令」により経済が停滞したからだという。 新田開発事業も削減された結果、農民の収入は減り生活は困窮する。なのに、同藩は過去と同じ基準で年貢を取り立てたので、農民は子…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全543字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。