〔特集〕世界経済2015 第2部・新興国と資本主義の未来 原油安 価格主導権は依然サウジ 供給過剰状態の放任が…=小山堅
エコノミスト 第93巻 第1号 通巻4378号 2015.1.6
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第1号 通巻4378号(2015.1.6) |
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ページ数 | 2ページ (全2649字) |
形式 | PDFファイル形式 (930kb) |
雑誌掲載位置 | 98〜99頁目 |
◇供給過剰状態の放任が引き金 原油価格が急落している。6月に1バレル=110ドルに迫り、ピークを付けた米国のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油の先物価格は、その半年後に4割以上下落。今や60ドルを割り込み、50ドル割れの可能性さえ指摘される。2011年から4年近く続いた100ドル超の高水準から一転しての急落である(図1)。 ◇崩れた共通認識 価格が急落した最大の要因は、「供給…
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