〔特集〕読書会ブームが来た! 江戸時代から「会読」盛ん 身分を離れて活発な議論=前田勉
エコノミスト 第93巻 第1号 通巻4378号 2015.1.6
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第1号 通巻4378号(2015.1.6) |
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ページ数 | 1ページ (全1645字) |
形式 | PDFファイル形式 (505kb) |
雑誌掲載位置 | 54頁目 |
前野良沢と杉田玄白が蘭書『ターヘル・アナトミア』を翻訳して『解体新書』(1774年)を刊行したことは、よく知られている。彼らは小塚原刑場での腑分(ふわ)けを見て、その解剖図の精確さに驚き、実見した翌日に、良沢の家に集まって、翻訳を始めた。この時、玄白はABCのアルファベットさえ知らなかったのだから、その困難さは想像にあまりある。玄白は、艪(ろ)も舵(かじ)もついていない小船で大海に漕ぎだしたよう…
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