〔ひと&こと〕繰り税の取り崩し回避も、いばらの道続く関西電力
エコノミスト 第92巻 第48号 通巻4370号 2014.11.11
| 掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第48号 通巻4370号(2014.11.11) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全447字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (288kb) |
| 雑誌掲載位置 | 15頁目 |
関西電力の正念場が続いている。原発再稼働が前提ながらも10月末に発表された中間決算では「収益見通し改善」(同社)から、懸念された繰り延べ税金資産の取り崩しによる経営危機はとりあえず遠のいた。しかし、先行きはまだ厳しい。 重くのしかかるのが廃炉負担だ。稼働40年以上が経過した美浜1、2号機と高浜1、2号機の廃炉の判断を迫られている。廃炉費用は1基約800億円とされるが、廃炉積立金が不足しているうえ…
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