〔ザ・マーケット〕東京市場 ストラテジストが読む 円安悪玉論の罠＝丸山俊
エコノミスト 第９２巻 第４５号 通巻４３６７号 2014.10.21
| 掲載誌 | エコノミスト 第９２巻 第４５号 通巻４３６７号（2014.10.21） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全871字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （288kb） |
| 雑誌掲載位置 | ８７頁目 |
米国の早期利上げ観測の台頭と国際社会のドル高容認を背景とした円安進行を好感して約10カ月ぶりに１万６０００円台を回復した日経平均株価だったが、１ドル＝１１０円近辺では一転して円安のメリットよりデメリットが意識され、上値の重さから利益確定売りが優勢となっている。 今や産業界からも飛び出す円安悪玉論は、生産基盤の海外流出に伴う輸出数量の伸び悩みや、原発稼働停止に伴う大量の液化天然ガス輸入に直面してい…
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