〔特集〕もめない遺産分割　対策（１）　遺言書を書こう　相続人同士のトラブル防止　曖昧な内容は避けよう＝田中庄司
エコノミスト　第９２巻　第４４号　通巻４３６６号　2014.10.14

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９２巻　第４４号　通巻４３６６号（2014.10.14）
ページ数	3ページ　（全4008字）
形式	PDFファイル形式　（1003kb）
雑誌掲載位置	３２〜３４頁目

　自分が懸命に働き、こつこつと築き上げた財産。先祖代々、相続で守り継いだ財産。自らの死後、こうした財産を巡って、相続人同士が争うことなど誰も望まない。そこで、自分の自由な意思で遺産分割の方法を示し、相続人の間のトラブルを防止する手段として最も有効なのが「遺言書」だ。いまや財産の多寡にかかわらず遺産分割の争いは起こりうる。遺言書を備えるための、注意したいポイントなどを解説する。　被相続人（亡くなった…