〔東奔政走〕「集団的自衛権国会」と後世が呼ぶかもしれない＝前田浩智
エコノミスト　第９２巻　第１６号　通巻４３３８号　2014.4.1

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掲載誌	エコノミスト　第９２巻　第１６号　通巻４３３８号（2014.4.1）
ページ数	2ページ　（全2501字）
形式	PDFファイル形式　（321kb）
雑誌掲載位置	８０〜８１頁目

　自民党が総務懇談会を９年ぶりに開催した。安倍晋三首相が意欲を示す集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈変更をめぐり、党内に慎重論が広がってきたためだ。衆院選、参院選で圧勝し、高い内閣支持率を維持する安倍首相に対し、党内は「音なし」の状況が続いていた。民主党政権が「決められない政治」を演じたあげく惨敗した記憶は生々しく、あの二の舞いは避けたいとの思いも背景にあった。　政権復帰から１年余り。「安…