〔ザ・マーケット〕為替 米雇用統計次第で円高も=佐々木融
エコノミスト 第92巻 第12号 通巻4334号 2014.3.11
| 掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第12号 通巻4334号(2014.3.11) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全396字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (732kb) |
| 雑誌掲載位置 | 90頁目 |
新興国市場に対する不安がやや落ち着きを取り戻しつつある中、米国の経済指標の弱さを受けてドルが全般的に軟調地合いとなり、ドルも円も双方とも弱い通貨となる状態が続いている。こうした環境下ではドル・円相場は膠着(こうちゃく)状態となり、ユーロやポンドなどドル以外の通貨が円に対して上昇しやすくなる。 ドルは、3月7日に発表される2月の米非農業部門雇用者数が3カ月連続で弱い数字となるかどうかが注目される。…
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