〔エコノミストリポート〕日本酒　販路拡大　ツーリズムによる日本酒需要拡大が活発化＝佐藤翼
エコノミスト　第９２巻　第３号　通巻４３２５号　2014.1.21

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９２巻　第３号　通巻４３２５号（2014.1.21）
ページ数	3ページ　（全1176字）
形式	PDFファイル形式　（535kb）
雑誌掲載位置	８８〜９０頁目

　日本全国に存在する酒蔵には、日本酒の原料となる米に農業との結びつきと経済波及効果がある。また、業歴の長さを背景として代表者は地元の名士であることが多い。酒造業は地域に密着した、地域活性化の核となりうる産業と見ることができる。　これを観光という切り口によって、酒を食・文化と併せてプロモーションしようとする意欲的な取り組みに「酒蔵ツーリズム」がある。2013年3月には、観光庁主導で「酒蔵ツーリズム推…