〔ザ・マーケット〕原油 ＯＰＥＣ次第で下振れ＝柴田明夫
エコノミスト 第９２巻 第２号 通巻４３２４号 2014.1.14
| 掲載誌 | エコノミスト 第９２巻 第２号 通巻４３２４号（2014.1.14） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全401字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （325kb） |
| 雑誌掲載位置 | ９０頁目 |
ＷＴＩ原油は２０１３年12月18日、１バレル＝97・80ドルと前週の90ドル台前半から上昇した。市場は米量的緩和（ＱＥ）縮小をほぼ織り込み済みで、むしろ13年の国内総生産（ＧＤＰ）成長率が上方修正されたことが原油の買い材料となった。 地政学的リスクも根強い。シリア内戦に短期的な解決の見通しがないのに加え、イランも核開発に関して主張を変えていない。サウジアラビアは、「成果」を急ぐ米国に対し、（１）…
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