〔アートな時間〕舞台　知られざる忠臣蔵　新歌舞伎、古典、舞踊　上演機会少ない名作３演目＝小玉祥子
エコノミスト　第９１巻　第５１号　通巻４３１６号　2013.11.19

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第５１号　通巻４３１６号（2013.11.19）
ページ数	2ページ　（全1284字）
形式	PDFファイル形式　（351kb）
雑誌掲載位置	５８〜５９頁目

　赤穂浪士の仇(あだ)討ちを題材にした「仮名手本忠臣蔵」は、人形浄瑠璃として初演され、歌舞伎でも人気演目となった。浪士たちや討入りに関わった人々の人間模様は狂言作者、劇作家の創作意欲をかき立て江戸から昭和に至るまで、多くの作品が生み出された。　12月の国立劇場では「知られざる忠臣蔵」と銘打ち、忠臣蔵物の３演目が上演される。新歌舞伎、古典、舞踊。上演頻度は低いが、魅力的な作品ぞろいだ。　最初が「主税…