〔ＦＬＡＳＨ！〕消費税率引き上げ決定 増税目的から逸脱する経済対策 財政再建の道はむしろ遠のいた
エコノミスト 第９１巻 第４５号 通巻４３１０号 2013.10.15
| 掲載誌 | エコノミスト 第９１巻 第４５号 通巻４３１０号（2013.10.15） |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ （全1319字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （938kb） |
| 雑誌掲載位置 | １５〜１８頁目 |
政府は10月１日、消費税率を来年４月１日から予定通り８％に引き上げる方針を決めた。消費税率の引き上げは１９９７年４月に３％から現行の５％になって以来、17年ぶりとなる。 安倍晋三首相の決断は、目下の景気見通しや諸般の事情から、当然のことといえよう。しかし首相は、この決定にあたり苦悩したはずである。というのは、アベノミクスにおいて消費増税はまったく異質な存在で、「水と油の関係」にあるからだ。大胆な…
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