〔アートな時間〕舞台　芸術祭十月大歌舞伎　義経千本桜を昼夜通じ上演　当代を代表する立ち役が出演＝小玉祥子
エコノミスト　第９１巻　第４１号　通巻４３０６号　2013.9.24

　歌舞伎の義太夫狂言で三大名作と呼ばれるのが「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」「菅原伝授手習鑑」の３作。10月の歌舞伎座では、「義経千本桜」が、昼夜で通し上演される。尾上菊五郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、中村梅玉ら当代を代表する立ち役がそれぞれのあたり役で出演する。　昼が「鳥居前」「渡海屋・大物浦」「道行初音旅」、夜が「木の実・小金吾討死」「すし屋」「川連法眼館」。兄の源頼朝に追われる義経が、各地…