〔ひと＆こと〕ジャパンディスプレイ　新工場棟は過剰投資の懸念
エコノミスト　第９１巻　第２９号　通巻４２９４号　2013.7.2

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第２９号　通巻４２９４号（2013.7.2）
ページ数	1ページ　（全519字）
形式	PDFファイル形式　（309kb）
雑誌掲載位置	１９頁目

　ジャパンディスプレイ（ＪＤ）が６月３日、茂原工場（千葉県茂原市）で中小型液晶パネルを生産する新工場棟を稼働させた。約１５００億円を投じ生産能力を従来比１・５倍に引き上げた。東芝、ソニー、日立製作所の液晶事業が統合して２０１２年４月に発足した同社にとって初の大型投資だが、業界では早くも「過剰投資のリスク」を懸念する声が上がる。　新工場棟は旺盛なスマートフォン向け需要に応え、韓国ＬＧ電子などのライバ…