〔ザ・マーケット〕長期金利　動きの激しい状況続く＝藤木智久
エコノミスト　第９１巻　第１９号　通巻４２８４号　2013.4.23

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掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第１９号　通巻４２８４号（2013.4.23）
ページ数	1ページ　（全376字）
形式	PDFファイル形式　（378kb）
雑誌掲載位置	９０頁目

　日銀が４月４日に導入した「量的・質的金融緩和」は、円金利市場に大きな変動をもたらした。今後、毎月の国債発行額の７割程度を日銀が吸収していくことになる。市場は需給逼迫を懸念して急激な金利低下となり、５日の長期金利は一時０・３１５％と２００３年に付けた過去最低を更新した。その後は反対に利益確定の動きから利回りは急騰し、同日、国債先物取引では08年10月以来のサーキットブレーカー（取引中断）発動となっ…