〔特集〕噴き上がる日銀バブル　不動産　都心一等地を買いあさり　「局地バブル」に警戒せよ＝本多信博
エコノミスト　第９１巻　第１７号　通巻４２８２号　2013.4.9

「アベノミクス」による景気浮揚感の高まりから、住宅・不動産市場が活況を呈している。　２月の首都圏中古マンションの成約件数は３３１６件で、前年同月比13・６％増。６カ月連続増だが、２ケタ増は昨年９月以来となる。中古戸建てや新築戸建ての取引も活発化してきた（東日本不動産流通機構調査）。　一方、新築マンションの売れ行きも好調。不動産経済研究所の調査によれば、２月は初月契約率（売り出した月内での成約率）が…