〔アートな時間〕映画 愛、アムール 老夫婦の愛と死、冷徹な洞察で真理描く=勝田友巳
エコノミスト 第91巻 第13号 通巻4278号 2013.3.26
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第13号 通巻4278号(2013.3.26) |
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ページ数 | 2ページ (全1134字) |
形式 | PDFファイル形式 (407kb) |
雑誌掲載位置 | 70〜71頁目 |
ミヒャエル・ハネケ監督の名前は、映画好きにはすでに耳なじみだろうし、知らないという向きもその作品を見て損はない。作風を一言で言うなら、“容赦がない”。これまでの作品は、平穏な日常に潜む悪意や突発的で不条理な暴力を、執拗なまでのリアリズムで描き、身も蓋もなく人間や社会の闇をさらけ出した。不快感をすら感じさせるから、万人受けはしない。しかしその冷徹な洞察は真理を突き、目をそらすことのできない魅力とな…
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