〔グローバルマネー〕自制を失った政治家の「日銀の国債引き受け論」
エコノミスト 第90巻 第56号 通巻4264号 2012.12.18
| 掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第56号 通巻4264号(2012.12.18) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1087字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (251kb) |
| 雑誌掲載位置 | 17頁目 |
日銀による国債引き受けが総選挙の争点となっている。「中央銀行による国債引き受けの禁止は歴史の教訓」「国際通貨基金(IMF)も禁止を提言」という白川方明・日銀総裁の反論は的確だが、国債引き受けを主張するリフレ派は説得されないだろう。 経済学では、政府・中央銀行を一体にした「統合政府モデル」が「財政の物価理論」として確立している。この理論では、政府の財政赤字が貨幣量の増大を通じ、物価上昇を招くことを…
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