〔書評〕『金融の世界史 貨幣・信用・証券の系譜』 評者・奥村宏
エコノミスト 第90巻 第54号 通巻4262号 2012.12.11
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第54号 通巻4262号(2012.12.11) |
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ページ数 | 2ページ (全1129字) |
形式 | PDFファイル形式 (691kb) |
雑誌掲載位置 | 68〜69頁目 |
◇国際銀行史研究会編 悠書館 4200円 ◇世界的金融危機を招いた“補佐役”の軌跡をたどる 2008年のリーマン・ブラザーズの倒産から世界金融恐慌は起こった。その「犯人」とも言うべき金融資本に対する批判が「ウォール街占拠運動」となって現れ、いま世界的に金融業に対する批判の声が高まっている。 そこで、実体経済から遊離して自己運動することによって肥大化した金融資本の正体を明らかにすることが求められて…
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