〔温経知世〕/60 マックス・ヴェーバー=小林純
エコノミスト 第90巻 第54号 通巻4262号 2012.12.11
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第54号 通巻4262号(2012.12.11) |
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ページ数 | 2ページ (全2787字) |
形式 | PDFファイル形式 (827kb) |
雑誌掲載位置 | 48〜49頁目 |
◇宗教倫理観と合理性を経験科学で解く ◇合理化は様々な領域で行われ社会はその力学の中で進化 ヴェーバーは、近代国家と資本主義的企業体制を生んだ歴史を、合理化の視点から類型論的に再構成し、合理化の進行の意味を問うた。彼の著作は「われわれはどこに向かうのか」と問いかける。これが読者に不安を抱かせるとともに、読者を魅了する理由でもある。 彼は1864年、政治家の父と信仰厚き母の間に中部ドイツのエルフル…
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