〔景気観測〕上昇傾向にある在庫率 国内生産と雇用の縮小もたらす=枩村秀樹
エコノミスト 第90巻 第52号 通巻4260号 2012.11.27
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第52号 通巻4260号(2012.11.27) |
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ページ数 | 2ページ (全2272字) |
形式 | PDFファイル形式 (359kb) |
雑誌掲載位置 | 94〜95頁目 |
製造業の在庫率(在庫÷出荷)が上昇している。2005年を100とした指数で見ると、直近9月は130まで高まった(図1)。在庫率の上昇は通常、需要が減少する中で生産調整が間に合わないことが原因で起こるもので、景気後退期に典型的な現象である。足元の在庫率の水準は、01年のITバブル崩壊後の景気後退時を上回り、09年のリーマン・ショック後の水準に近づいている。一見、厳しめの景気後退が進んでいるように見…
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