〔特集〕土地と相続とカネ Ｐａｒｔ２ 活用編 固定資産税 現実にそぐわない土地の評価、過大徴収の固定資産税＝森田義男
エコノミスト 第９０巻 第４７号 通巻４２５５号 2012.10.30
| 掲載誌 | エコノミスト 第９０巻 第４７号 通巻４２５５号（2012.10.30） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2722字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （775kb） |
| 雑誌掲載位置 | ８８〜８９頁目 |
固定資産税は、土地等の時価を基準に課税する市町村税である。それには時価が的確に評価されなければならないが、実際は時価を超過する評価（逆転評価）が数多く存在する。結果として、税の過大徴収という事態が生じる。行政の定める評価規定に問題があるからである。 ◇５００万円の過大徴収 例を挙げて説明しよう。23区内のとある住宅地に、５０００平方メートル超のかなり広い面積の土地（面大地）がある。固定資産税額は…
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