〔書評〕『ユーロ危機で日本はどうなるのか』 評者・土居丈朗
エコノミスト 第90巻 第45号 通巻4253号 2012.10.16
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第45号 通巻4253号(2012.10.16) |
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ページ数 | 2ページ (全1213字) |
形式 | PDFファイル形式 (552kb) |
雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇嘉治佐保子著(慶応義塾大学経済学部教授) 日本経済新聞出版社 1155円 ◇ユーロの運命を決める構造改革の成否 ギリシャの財政危機に端を発したユーロの危機は、依然として収束の道筋が見えない。そのなかで、本書は、ユーロ危機の本質を分かりやすく解説している。 そもそも、共通通貨であるユーロがなぜ必要とされたのか。いくつかの理由のなかで、今回の危機と関連が深いものとして著者は、「国内的に不人気な構造…
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