〔特集〕沈む韓国 財閥の歴史を知る 格差社会の「主犯」にされた財閥の構造改革は道半ば=柳町功
エコノミスト 第90巻 第45号 通巻4253号 2012.10.16
| 掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第45号 通巻4253号(2012.10.16) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2791字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (814kb) |
| 雑誌掲載位置 | 26〜27頁目 |
2カ月後の大統領選を前に、韓国の財閥を取り巻く政治環境はますます厳しさを増している。与野党問わず主要候補者は憲法に規定された「経済民主化」を掲げ、大企業(財閥)の政策見直しを訴えている。李明博政権での大企業優遇政策の結果格差が進行し、財閥こそが格差の主犯だとする認識につながっているためだ。 だが、韓国経済で財閥が持つ影響力は依然として絶大だ。最大手のサムスンを筆頭に、現代自動車、SK、LG、ロッ…
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