〔特集〕世界食料危機 中東に忍び寄る危機 小麦に散った独裁政権 食料価格は政治の生命線=福富満久
エコノミスト 第90巻 第41号 通巻4249号 2012.10.2
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第41号 通巻4249号(2012.10.2) |
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ページ数 | 1ページ (全1572字) |
形式 | PDFファイル形式 (550kb) |
雑誌掲載位置 | 97頁目 |
「アラブの春」と穀物、特に小麦は無関係ではない。そもそもアラブの春の起点となったチュニジアの独裁体制、ベンアリ元大統領は小麦の高騰が生んだと言っても過言ではない。 チュニジアの2012年7月の穀物価格は、00年を基準にした場合の1・3倍、飼料用は2・3倍。エジプトの7月の食料品上昇率は前年同月比8・06%。いずれも高めではあるが、警戒すべき水準ではない。しかし、歴史的に中東諸国は穀物価格の上昇が…
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