〔書評〕『スウィング・ジャパン 日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶』 評者・浜野保樹
エコノミスト 第９０巻 第３９号 通巻４２４７号 2012.9.18
| 掲載誌 | エコノミスト 第９０巻 第３９号 通巻４２４７号（2012.9.18） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全1224字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （564kb） |
| 雑誌掲載位置 | ５２〜５３頁目 |
◇秋尾沙戸子著（ノンフィクション作家） 新潮社 1890円 ◇異色日系人の人生で描く「日本のアメリカ化」 占領下の日本で、日本のジャズメンに大きな影響を与え、恩人ともいえる日系２世の米兵がいた。そのジミー荒木は、第２次世界大戦で強制収容所に入れられ、日本語が流暢であっため、陸軍情報部日本語学校で日本語を学び、語学将校となり、日本に赴任する。ジャズを愛していた荒木は、どのような楽器でも弾きこなし、…
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