〔ＦＬＡＳＨ！〕ギリシャ財政緊縮策延長提案　独仏首脳は事実上拒否　トロイカ報告がヤマ
エコノミスト　第９０巻　第３８号　通巻４２４６号　2012.9.11

ギリシャ債務問題をめぐる動きが再び活発になってきた。ギリシャ・サマラス首相は８月24、25日の両日、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領と就任後初の首脳会談を行った。ギリシャ側の目的は、１３００億ユーロの第２次支援の条件である財政緊縮策に関して、履行期限（２０１４年）の２年延長を提案し、独・仏の理解を得ることにあった。しかし、メルケル、オランド両首脳の口から出てきたのは、「全ての決定は…