〔書評〕歴史書の棚 日本の社会主義に見る二つの路線対立=井上寿一
エコノミスト 第90巻 第35号 通巻4243号 2012.8.21
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第35号 通巻4243号(2012.8.21) |
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ページ数 | 1ページ (全836字) |
形式 | PDFファイル形式 (477kb) |
雑誌掲載位置 | 70頁目 |
20世紀の世界において最も影響力を持った思想の一つが社会主義である。社会主義思想から生まれた社会主義国家の大半は20世紀中に崩壊する。日本もこの世界的な潮流のなかにあった。松尾匡『新しい左翼入門』(講談社現代新書、840円)は、思想と国家の間に介在する運動に焦点を合わせて、日本にとって社会主義とは何だったかを明らかにする試みである。 明治期から戦後昭和に至る社会主義運動の特徴は、路線対立による運…
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