〔特集〕エアライン・サバイバル ビジョンなき航空政策 JAL支援の陰で歪んだ国内市場 日系大手の真のライバルは…=杉浦一機
エコノミスト 第90巻 第32号 通巻4240号 2012.7.31
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第32号 通巻4240号(2012.7.31) |
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ページ数 | 2ページ (全3035字) |
形式 | PDFファイル形式 (856kb) |
雑誌掲載位置 | 36〜37頁目 |
◇日系大手の真のライバルは海外勢 日本航空のスピード再生に対して、全日本空輸が問題提起した「JAL支援の不公平論」が大きな波紋を呼んでいる。 全日空が「不公平だ」と指摘するのは次の点だ。日航は破綻時に多額の欠損金(赤字)を抱えたが、翌年度以降に黒字と合算できる繰越欠損金制度によって、法人税の支払いが9年間にわたり毎年300億〜400億円軽減される。この結果、日航は設備投資や運賃設定などの面で全日…
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