〔エコノミストリポート〕電機　独走するサムスンの凄さと死角　日本企業は対抗できるか＝南川明
エコノミスト　第９０巻　第２６号　通巻４２３４号　2012.6.19

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９０巻　第２６号　通巻４２３４号（2012.6.19）
ページ数	3ページ　（全4306字）
形式	PDFファイル形式　（545kb）
雑誌掲載位置	９１〜９３頁目

　２０１２年に入ってから日本の電機大手の再編が加速している。３月にシャープが台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業との資本・業務提携を発表、５月にはパナソニックとソニーが有機ＥＬテレビ事業で提携交渉に入った。　12年３月期決算でパナソニック、ソニー、シャープの大手３社がそろって過去最大の赤字を計上したことは記憶に新しい。その主因はテレビ事業の不振だ。現在、各社リストラに懸命だが、13年３月期もテレビ事業は…