〔東奔政走〕国民の心胆寒からしめる 消費税政局のモラル低下＝小松浩
エコノミスト 第９０巻 第２６号 通巻４２３４号 2012.6.19
| 掲載誌 | エコノミスト 第９０巻 第２６号 通巻４２３４号（2012.6.19） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2498字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （319kb） |
| 雑誌掲載位置 | ７４〜７５頁目 |
人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんが、高額の年収がありながら母親に生活保護を受けさせていたと批判を浴びた。河本さんのケースに限らず、生活保護の不適切・不公正な受給は、日本社会におけるモラルの衰退を物語るものかもしれない。政治がこの問題に切り込むのは当然だろう。 だが、果たして政治の世界に国民の範になるようなモラルや倫理や責任の観念があるかと言えば、首をかしげざるを得ない。はびこっているの…
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