〔ひと＆こと〕勝財務次官勇退なら古谷主税局長抜擢も
エコノミスト　第９０巻　第２６号　通巻４２３４号　2012.6.19

　７月の新事務年度開始を目前に控え、財務省の勝栄二郎事務次官の去就が注目を集めている。霞が関の各省トップ人事は財務省の動向を横目に見て動くのが通例だ。　勝財務次官が勇退するのか、続投し、３年目に入るのか。財務省幹部人事は、消費税増税法案の行方をにらむことになるが、国会会期が延長されれば、それに合わせる形で勝次官以下の現体制を維持すると見られている。　一方、勝氏が勇退した場合、順当なら、真砂靖主計局…