〔特集〕流通コスト高で進む“全農離れ”−−他
エコノミスト　第８９巻　第３号　通巻４１５２号　2011.1.18

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８９巻　第３号　通巻４１５２号（2011.1.18）
ページ数	2ページ　（全3385字）
形式	PDFファイル形式　（964kb）
雑誌掲載位置	３４〜３５頁目

特集　コメを食う「売れぬコメを売る」限界流通コスト高で進む“全農離れ”流通自由化から１５年。バイイングパワーを強める外食・小売りが構図を塗り替えた。過剰の受け皿となる全農は岐路に立つ。よしだ　としゆき吉田　俊幸（高崎経済大学学長）コメの流通は、１９９６年までは食管制度の下、生産者からの集荷は農業協同組合が約９０％を占め、全国組織である全農（全国農業協同組合連合会）を通じて米卸へと流通していた。自由…