〔特別会計の仕分けに必要なのは制度を横断するこの「切り口」だ〜
エコノミスト　第８８巻　第５６号　通巻４１３３号　2010.10.5

行財政改革特別会計の仕分けに必要なのは制度を横断するこの「切り口」だいまや民主党の“命綱”といえる事業仕分け。特別会計という“難敵”を切り崩す方法は。きたざわ　さかえ北沢　栄（ジャーナリスト）民主党政権は１０月下旬、事業仕分け第３弾として、国の特別会計（特会）の仕分けを始める。重複を除いた純計ベースで一般会計の４〜５倍に上る規模をもち、「官のサイフ」とも言われる特会に、ようやくメスが入るわけだ。国…